こんにちは、ママンです。
夫が腹痛で倒れて救急搬送された日から1週間が経ちました。食事制限はまだあるものの、ずいぶん元気になり仕事復帰も果たしております。
絶食後の回復食についてあれこれ調べていると、大腸カメラの検査代についての質問が多いように感じました。

そこで今回は
- 絶食後の食生活
- 救急搬送された時の費用
- 翌日、大腸カメラ検査をした時の費用
についてまとめていきたいと思います。
虚血性大腸炎の食事について
夫が病院で言われた事は
- 3日間の絶食
- 胃腸に負担の少ない消化の良い物から始める
- 刺激物は当分ダメ
という3点だけでした。
腸から出血しているのだから食事に関しての不安はとても大きいハズなのに、詳しく聞いてくるのを忘れてしまいました。症例の多い病気ですが、ネットで検索してもお医者さんが発信する内容は上の3点のみ。
というわけで
参考になるかはわかりませんが、夫が口にしたものを記録していこうと思います。
※あくまでも自己流なのでこれが正解ではありません
絶食期間
入院:4~5日間
自宅療養:3日間
虚血性大腸炎は症状が重い場合には入院することもあるようですが、ほとんどの場合は自宅療養になるそうです。
どちらの場合も基本となるのは数日間の絶食。腸を休ませて回復させることが治療とされています。
その間、口にして良いのは水と経口補水液、ポカリスウェットのみとされています。
入院の場合は4~5日間絶食だった、という体験談が多かったですよ。
潰瘍性大腸炎との違い
虚血性大腸炎と似た病気に「潰瘍性大腸炎」というものがあります。同じように大腸の粘膜にびらんや潰瘍が生じて腹痛・下痢・血便という似た症状が起こります。
こちらは原因不明の「難病」に指定されていて、虚血性大腸炎よりも長期化する病気なのだそう。
大腸カメラで見た時に、炎症に区域性があるものが虚血大腸炎と診断されるようです。(前後の組織に異常が見られない)
潰瘍性大腸炎は、血液検査で貧血・赤沈の数値を診たり、組織病理検査を行って確定になるようですね。

潰瘍性大腸炎の食事が参考になる!
「活動期」と「寛解期」を繰り返す潰瘍性大腸炎の食事内容が、今回とても参考になりました!
食材選びのポイントや回復期の食事のポイント、外食時に気をつけたいポイントなど詳細に書かれていますよ。
体験記:回復食について
絶食明け1日目:流動食開始
3日間の絶食(検査日を1日目とする)後、出血もおさまったのでいよいよ水とポカリスエット以外の物が口にできるようになります。
といっても、いきなり普通の食事を食べるわけにはいきません。胃腸に負担をかけない流動食から始めました。
まずは基本の重湯から!
重湯とは、多量の水分で煮たお粥の「上澄み部分」、白濁した液体の事です。
朝:重湯(味付け無し)
昼:重湯(味付け無し)
夜:重湯(少量の塩)・具無し味噌汁
久しぶりに口にするお米の味に、少しは感動してくれるかと思いきや・・・

気持ちはわかるのですが、塩を入れることさえ躊躇してしまうのです。
夜は重湯に少量だけ塩を足し、野菜のお味噌汁(大根・人参・白菜)の「具なし汁のみ」を出しました。味は薄めです。
重湯の量は子供茶碗1杯ぐらい
具なし味噌汁はおかわりしたので汁椀に1杯ぐらいでした。
- すりおろしりんご
- 乳酸菌飲料
- 牛乳
夫はこれらを好まなかったのですが、体験談で多かった食材です。
2日目:仕事復帰
ご飯が食べられるようになるまで仕事は休むか、せめて在宅にしてほしかったのですが…この日から仕事復帰しました。
朝:ペースト粥
昼:ペースト粥(ポット持参)・インスタント味噌汁(味噌のみ)
夜:10倍粥(梅干し入り)・野菜ポタージュスープ(ジャガイモ・人参・キャベツ・ほうれん草)
重湯を作った時のお粥なので、何度も火を通すことでペースト状になっていました。
お昼ごはんはスープポットに準備。
夜は炊飯器のおかゆコースで炊飯。これ、めっちゃ手軽なのでおすすめ!。梅干しを少しだけプラスして。
副菜には野菜ポタージュスープを。基本のポタージュはバターで野菜を炒めますが、その工程を省いてコンソメで煮ました。ミキサーにかけて少しの塩・胡椒と牛乳で完成。
ほうれん草が毒々しい色味を出したので、夫の拒絶反応が凄かったです(^_^;)


3日目:柔らかい固形物に挑戦
メニューは相変わらずのお粥スタート。
朝:10倍粥
昼:10倍粥(梅干し入り/ポット持参)・インスタント味噌汁(味噌のみ)
夜:味噌煮込みうどん(大根・人参・キャベツ・卵)
おやつ:ヨーグルト
夜は活力鍋で野菜を煮込んで、味噌煮込みうどんにしました。溶き卵でとじて完成。
4日目:コーヒーを飲んでみる
土曜日の朝(休日)

カフェインは「注意が必要な食品」に含まれるのですが、牛乳多めのカフェラテで様子見。
朝:カフェラテ
昼:味噌煮込みうどん(前日の残り)
夜:湯豆腐(鶏肉・大根)・ご飯
おやつ:ヨーグルト・アイス
鶏肉(皮なし)と大根は活力鍋で柔らかく煮込んで具入り湯豆腐を。ご飯はすこし柔らかめに炊きました。
5日目:通常食
日曜日は早朝から仕事。
朝:コーヒー
昼:なし
夜:ご飯・茶碗蒸し(かまぼこ・鶏肉)・カレイの煮付け(豆腐入り)・里芋と大根と人参の煮物
5日目から完全に通常モードです。
朝はコーヒーのみ、朝早くから出る為、昼は外出先で自分の食べたいものをチョイスするとのこと。ですが時間がなく食べられなかったそうです・・・。
しばらく控えたい食材
- 香辛料
- キノコ類やゴボウなどの植物繊維の多い物
- 揚げ物
はもう少し控えたいと思います。
お酒について
アルコールは腸の粘膜を傷つけるそうですね。
少しづつ様子をみながら飲んでもいいようですが、ビールなどの炭酸系は刺激を与えるから控えた方が良さそうです。
焼酎のお湯割りからはじめることになりそう。とはいえ、あと数日は我慢してもらう予定ではいます。

救急搬送でかかった費用
初診料 288点
休日加算 85点
夜間休日救急搬送医学管理料 600点
救急搬送看護体制加算 200点
計1173点
※1点は10円
11730円×3割負担=3519円
※10円未満は四捨五入
請求金額 3520円
今回夫は診察だけで終了したので処置料などはありませんでした。
整腸剤を出されたという体験談も拝見したので、これ以外にお薬代が加算されることもあるかもしれません。
大腸カメラ検査の費用
大腸カメラ検査中にポリープを発見した場合、その場ですぐに切除となるそうです。その為、切除した場合は「手術料」が加算され高額となります。
請求金額 23030円
医療保険の適用(手術特約)
「今回大腸ポリープを切除したため、もし医療保険に加入されているなら保険が適用できると思います。一度保険会社さんの方へお問い合わせください」
と受付で言われました。
保険会社(アフラック)に問い合わせ、所定の用紙を郵送してもらうことになりました。次回の診察の時に持って行って担当医に記入していただき、請求手続きに入ります。
また、今回取れなかったポリープは炎症が落ち着いたらまた手術しないといけないのですが、手術と手術の期間が60日間開いていないと2回目の請求はできないそうです。
これは保険会社により約定が変わるかと思いますので、ご自身の保険会社に問い合わせてみてくださいね。