一年で一番活動しやすい季節がやってきました。こんにちは、ママンです。
夫婦で登山をはじめて1年と3カ月が経ちました。活動した日数は60日を超え、登頂した山はなんと173座!!年内200座達成を目指しています♪
今日は、登山のメリットデメリット、おすすめな点やおすすめの山、生活スタイルの変化など、この1年を振り返りながら「登山ってどうなの?」という疑問や不安にお答えしていきます。
山に興味がある方、夫婦で趣味を見つけたい方など、ぜひ参考にしてくださいね^^
50代夫婦が登山をはじめた訳
- コロナ過での息抜き
- 登山靴を買ったから
- 運動したあとのお酒が美味しいから
お友達に誘われた事がキッカケでした。
コロナ過で外出を控えていたので、息抜きのつもりで山へ行ってみようと考えたのですが、初めての登山にもかかわらず登山靴を購入することに・・・・
安全のために必要だとわかっても、なかなか踏ん切りが付かなかったですけど(;^_^A
「靴を買うなら登山をはじめよう」と夫婦で話し合って購入。
運動嫌いで出不精の私たち、息抜きのつもりで1回の登山を楽しもうとしたら、結局登山をはじめることになってしまいました(笑)
生活スタイルの変化
生活のすべてが登山中心
お酒は控えめに
週末の登山がメインイベント
「週に1回は登山しよう」と決めてから、一気に生活スタイルが変わりました。
日々の会話は山中心。「次どこ行く?」「どのルートで登ろうか?」などなど
それから、お酒を控えるようになって深酒はしなくなりました。
下山後はすぐにお酒を飲みたい夫、山のあとは外食がほとんどなので日々の食事は質素に。
登山は朝が早いので夜は帰宅してすぐに寝てしまいます。
週末の登山が夫婦のメインイベントなので、そこに合わせて体調管理等するようになりましたね。
登山のメリット・デメリット
こんなに山中心の生活ですが、もちろんメリット・デメリットがあります。
メリット
①ザック一つで出かけられる身軽なアクティビティ
子供の頃、学校の遠足で山や高原に行きませんでしたか?
リュックのなかに雨具やお弁当、おやつ、シートなんかを詰め込んで、目的地に着いたらシートを広げてお弁当タイム
まさに登山ってこんな感じ!
出かける山によって難易度も険しさも変わりますが、やってる事は似たようなもの。ザックだけ背負って出かけられる、身軽なアクティビティなのです。
②楽しみ方は人それぞれ
山でお弁当を食べる「遠足スタイル」もあれば、バーナーを持って行って調理する「BBQスタイル」、テントを持って行く「キャンプスタイル」もあります。
花観察・野鳥観察といった自然を愉しみながらゆっくりと山歩きする人、トレーニングと称してできるだけ早く山頂を目指す人、わざと負荷をかけて重たいザックを背負う人もいて、楽しみ方は十人十色。
登山そのものよりも下山後の温泉やお酒を楽しみにしている人も多いですよ。
③体力がつく
有酸素運動の登山はエネルギー消費も高くて、ここ最近の活動では12㎞を8時間歩いて約3000kcalを消費しました。
足の筋力もかなり鍛えられます。
トレッキングポールを使うと上半身も動かせるので、より全身が鍛えられるそうですよ。
ちなみに、消費したカロリーは補給しないとバテるので、ダイエット効果はほとんどありません(笑)
④ストレスが解消される
川のせせらぎ、鳥のさえずり、虫の鳴き声、太陽の光、風、土の匂い・・・
自然の中を歩くと心が落ち着きます。
六甲山や金剛山といった人気の山ではあまり感じられませんが、雄大な景色を見て「人間ってなんてちっぽけな存在なんだ」ってことを感じる事もあります。
私たちが登山にハマるきっかけになった大きな理由かもしれません。
⑤長く続けられる
道具を揃えてしまえば年を取るまで長く続けられるのも登山のいいところ。80を過ぎても元気に山登りされてる方もいて、勇気と元気をもらっています。
1年を通して活動できるのもいいところですね。
デメリット
①お金がかかる
登山に必要な装備を全て有名メーカーのもので揃えたら、軽く30万円はかかると思います。何を選ぶかによってかかる費用は大きく変わってきますが、どんなに安く済ませようと思っても最低5万円はかかります。
もしもの為に保険に加入すると月に約500円ほどの負担がかかり、移動するための交通費、温泉代など、出かける頻度に比例して費用もかかってきますね。
②ケガ・遭難のリスク
個人の心がけによりケガや遭難のリスクはかなり抑えられるものだと思ってますが、可能性はゼロにはなりません。
ここに初心者や熟練者といった区別はなくて、誰にでも起こり得る事なのです。
今年はクマの被害も多数拝見したので、山へ行くということは危険が伴うのだという心構えは必要ですね。
③日焼け
女性の大敵。
どんなに日焼け止めを塗っても汗と共に流れ落ちてしまいます・・・
日焼けしないためのフェイスカバーも売ってますが、息がしずらくて夏場は特に暑いですね。
登山する前は無かったしみやそばかすが増えてしまいました。
④排便のリズムが狂う
山にはトイレがない事が多いので、したくなっても我慢してしまいます。
また、起きる時間が早いとそれだけでリズムが狂ってしまい便秘になることもしばしば…
登山の向き・不向き
登山にも向き・不向きがあるのでしょうか?経験から感じたことをそれぞれ3つあげてみますね。
登山に向いている人
- 冷静な判断ができる
- 体力がある
- 几帳面・慎重派
ツアーに参加するとコンダクターの方がやってくれる事、山の情報・天気の確認・ルートの確認・撤退の判断など、これら全てを自分でする必要があります。
「もしも」の為の装備、知識も必要です。
山のルールやマナーも守る必要があります。
登山に不向きな人
- 体力がない
- ルールやマナーが守れない
- 楽観的・人任せ
膝を傷めたりケガのリスクが高まるので山選びには注意が必要です。
「何とかなるだろう」的な考えは危険を伴うので登山には不向きです。
下調べやルートの確認もせず山に入ることも危険を伴います。
【登山】おすすめの山
ロープウェイやケーブルがある山が初心者さんにはおすすめ。登山とは山頂を目指す事。登りより下山時にケガのリスクが高まるので、体力に合わせて乗り物を利用するのもアリ。
①摩耶山
摩耶山山頂は樹林帯なので眺望はありませんが、徒歩10分の距離に掬星台があり、ここからの景色が格別なのでおすすめです。日本三大夜景に指定されていますよ。
この横に摩耶ケーブルがあるので下山はこちらを利用するといいです。
②六甲山
六甲山もケーブルがあるので楽々下山できますよ。
牧場や植物園、ガーデンテラスなど観光も楽しめるので、登山にプラスして楽しめるのが六甲山のいいところ。
③蓬莱山
琵琶湖バレイのある打見山まではロープウェイで往復できます。そこから蓬莱山までは無料リフトもあります。直下に琵琶湖が広がっているので景色が最高ですよ。
蓬莱山から権現山までの稜線歩きは特におすすめ。
私たち夫婦が活動範囲を広げるきっかけになった権現山~蓬莱山の稜線歩き
【登山】おすすめの季節
①秋
朝晩涼しくなって昼間は暖かい秋が一番おすすめの季節。山で紅葉を楽しめるのでわざわざ観光地まで行かなくてもいいんです。
暗くなるのが早いので15時までには下山できるような計画を立てましょう。
②冬
寒い季節は布団の中にいつまでも潜っていたいものですが(笑)
空気がすんでいるので景色がいつもより綺麗に見えるんです。
虫もいないので快適に山を歩けますよ。
③夏
低山は暑くてとてもじゃないけど登山する気分になれませんが、高山では山開きが行われて、みんな一斉に富士山やアルプス方面へとお出かけされますね。
暑さと日焼けがマイナスポイントなのであまりおすすめはしませんが。
④春
冬が終わって草花が芽吹きだす春は一番登山にふさわしい季節のように感じますが、毛虫が多くて1年で一番イやな季節でした。
秋も毛虫は発生するんですが春ほどは見かけないです。
まとめ
デメリットはありつつも、山で得られるものの方が大きいので、夫婦で始める趣味としては登山がおすすめ^^
選ぶ山さえ間違えなければ、安全に楽しく、健康的に続けることができます。
関西にもおすすめの山はたくさんありますが、鳥取県の大山や徳島県の剣山など、日本100名山はさすがに素晴らしかったです。
観光のついでに登れる山も多数存在するので、まずは山から見る景色に心を奪われるところからはじめてみてもいいかもしれませんね。
1人で始めるのは不安ですけど、夫婦ならなにかと安心ですよ(^^)/