こんにちは、ママンです!
登山を始める時にまず揃えたいアイテムとして登山靴・ザック・レインウェアが挙げられますね。これらは三種の神器と呼ばれていて、安全に登山するための【重要かつ基本的な装備】とされています。
実際私も登山を始めるにあたって、まずは登山靴とザックを購入しました。
登山靴についてはこちらで詳しくまとめてありますので、良かったら参考にしてください^^
ザックを選ぶ時に1番悩むのが容量ではないでしょうか?
売り場に行ってみるとさまざまな大きさのザックが並んでいて少々戸惑ってしまいます。大きさだけではなく、メーカーもたくさん、形もいろいろあって悩んでしまいますよね。
今日は日帰り登山には何リットルのザックが最適なのか?というのを、自身の失敗談を交えながら解説していこうと思います。
ズバリ!日帰り登山には拡張式ザックがおすすめ
はじめに答えを言ってしまうと、荷物の量に合わせて変化できるザックが1番最強だと感じています。
荷物の少ない時は折り畳んで小さく、多い時はめいっぱい広げて。その時の状況に応じてザックの形を変えられたら、1年中登山の相棒になること間違いなしですよね。
温泉予定に対応可能
山の麓に温泉があれば「下山した後は温泉で汗を流してから帰ろう」と計画を立てることがあります。
ですが、<温泉セット・下着・着替え>などをプラスすると、思いのほか荷物が膨らんでしまいます。そんな時にザックが拡張できるとすごく助かりますよね。
寒い季節に対応可能
冬登山ではレイヤリングが基本とされています。登ってる時は汗をかきやすいので、ミドルレイヤーと呼ばれるフリースなんかを脱ぐ事になると思いますが、こういった防寒着もザックに出し入れしなければいけません。
雪山に登るならアイゼンやゲーターなども必須アイテム。
冬は1年の中で1番荷物が多くなるなと感じました。
おすすめ拡張式ザック
では、拡張式ザックとは具体的にどんなものなのか?をご紹介したいと思います。
山と道 MINI
MINI | 山と道 U.L. HIKE & BACKPACKING
25Lから最大で32Lまで拡張可能な「山と道」シリーズのMINI
「近所の散歩から雪山まで」のコンセプトで作られた、シンプルかつ軽量でありながらもしっかりと荷物を背負うことができ、つかいやすく、気持ちよく行動できるようにと工夫されているんです。
山と道シリーズはMINI以外にも、MINI2,THREE,ONEがあり、男性には少し大きめのTHREEやONEが人気みたいですね。
いろいろなザックを試したという登山歴の長い人が、最後はここにたどり着いたというぐらい玄人登山家に大人気。
ザックの特徴
- ザックの重量が395gと超軽量
- 完全防水ではないものの、防水性の高いX-Pacが使用されている
- バンジーコードやアタッチメントループを使うことによりさらに多くの荷物が運べる
- 一般的なザックとは違い、腰に頼らず上半身だけで過重を分散する設計
値段
MINIは30800円
人気のため入手困難。入荷しても瞬く間に売り切れてしまうのだとか。
Marmot マーモット Yamatabi(30)
女性ハイカーの四角友里さんとマーモットのコラボ商品です。
山と道は高すぎて手が出ないなぁ・・・と思っていたところに、形の似たこのザックを見つけました。
ザックの特徴
- 20Lから35Lまでの拡張が可能
- 重量は550g
- 横だけではなく底部分も折り畳み可能
- 背面パットは取り外し可能で座布団として使用可能
- フロントポケットは黒のナイロン製とメッシュ生地が着物の衿のように重なっていて、ゴミなどの見栄えの悪い物はナイロンポケットで目隠しできるという心配り♪
値段
19800円(↑楽天だと少しお安く買えるみたいですね^^)
L-Breathとのコラボ商品「Sotoasobi」は花柄でものすごく可愛い!!
(L-Breath店舗でしか買えない限定品だそうです)
2つの共通点(メリット)
- 超軽量
- 開口部がガバっと開いて出し入れしやすい
- 開口部を折りたたむことで調整できる
- 作りはシンプルだが、トレッキングポールを横に収納でき使い勝手が良い
日帰り登山用ザックの目安は20~30L
一般的に日帰り登山に最適だと言われているのが20〜30Lのザックです。
実はこの情報だけで選んだ私のザックは20L。
153センチと小柄なので、あまり大きなものは肩が凝りそうだと小さめサイズを選びました。もし登山が続かなくてもタウン用として使えるように、「いかにも登山用」っていう形のは避け、登山日が迫っていたこともありよく調べずにネットでポチってしまいました。
夫はというと、はじめのうちはタウン用のノースフェイスのリュックを使っていて、しばらくしてからしっかりとした登山用の30Lザックを購入しました。
20Lと30Lの違い
夫婦で片方が20L、もう片方が30Lということで、その大きさの違いを身をもって体感している次第です(笑)
この10Lの差、実はかなり大きいのです。
こちらをご覧ください
左側が20L、右側が30Lです。
パッと見て、どのように感じられたでしょうか。
日帰り登山としては、左は少し小さいか、ピッタリだと感じましたか?
右側のは、少し大きすぎるのでは?と感じませんでしたか?
売り場でこの2つが並んでいたら、あなただったらどちらを選びますか?
20Lはハイキング・夏の日帰り登山向き
夏場は汗を流したいので登山の後に温泉へ行くことが多いのですが、着替えなどはなんとか収まるかな〜といった感じ。お昼ごはんのスペースやお水を多めに持ち運ぶ事を考えたらもう少し余裕が欲しい!と思いました。
冬場はもう、完全に容量が足りませんでしたね。温泉に入らない前提でも、アイゼン・ゲーターなどの装備がプラスされるので、防寒着を入れるスペースはなく、夫のザックへ放り込んでいました。
ちなみに夫のザックには、ファーストエイドやお昼ごはんなど、私のザックに入らない物は全て押し込んでいました(笑)
30Lは荷物多めの日帰り・1〜2泊の登山向き
夫の30Lザックは優秀でした。私の防寒着まで入るぐらいの余裕があり、1泊どころか2~3泊できそうなぐらいです。パンパンになったところを未だ見たことがありません(笑)
大は小を兼ねる⁈
とはいえ、荷物の少ない時はザックがペッシャンコのスカスカで、なんだか見てて哀れでした。夫はそんなのお構いなしで、荷物が少なかろうがペッシャンコだろうが大好きなカリマーのザックを背負いますが。
中身がスカスカだと収まりが悪くてザックが揺れる原因になるそうです。
なのでできれば隙間なく詰め込む方が背負いやすいみたいですよ。
登山してると他の人のザックが気になるんですが、なぜにあんなにパンパンなのでしょう?中身が気になって仕方ありません(笑)
30Lザックは重い
登山したあとはザックを陰干しするのですが、夫のザックの重いこと重いこと。よくこんなの背負ってるなぁ⁈と感心してしまうほどです。
カリマーのザックのレビューはまた後日する予定なのですが、このザックの重さが約1.5キロもあるんですよね。中身が入っていないのに、です。
ですが、1.5キロがものすごく重いというわけではなく、ごく一般的な重さのようです。
作りがシッカリしていて初心者向きと言われるカリマーのリッジ、夫は重さは感じないといつも言っていますが・・・
拡張式ザックのデメリット
私が拡張式のザックをお勧めする理由がわかっていただけたでしょうか?
ですが、どのザックにもデメリットはあると思うのです。
ここからは、おすすめしておいて何なのですが、デメリットをまとめていきますので、購入の際の参考にしていただけたらと思います。
肩が痛くなる
ウエストベルトが紐式の場合、どうしても肩に過重がかかります。(山と道は上半身で背負う設計になっています)
パッキングに工夫が必要
背面パッドが薄くてザックの中身が背中に当たるそうです。そのためパッキングに工夫が必要、といったことがレビューで書かれていました。
軽量ザックは作りがいたってシンプル。悪くいえば頼りないといったところでしょうか。体に負担はかかるかもしれない、という事です。これに関しては使ってみないとわからないことですが。
まとめ
「日帰り登山におすすめの拡張式ザック」についてまとめてみました。
私が今から登山を始めるとしたら、マーモットのYamatabiを購入すると思います。
お金に余裕があったら間違いなく山と道MINIですけど(笑)
おさらいです。
- 荷物の増減に対応できる拡張式ザックが最強
- ザックの重量自体が軽い
- 作りがシンプルなため体への負担は大きく感じるかも?
- パッキングにコツがいる
最後になりましたが、私たち夫婦は基本公共交通機関を使って登山しています。車で移動する方は20Lザックでも十分なのかもしれません。
山で調理する人は30Lぐらいがちょうどいいって人もいらっしゃるでしょう。
登山をある程度やってたら、持ち運ぶ荷物がどれぐらいになるか予想はできますが、初めてだと検討もつかないと思います。
登山を続けてるとステップアップしたくなるものですし、1泊用、3泊縦走用みたいに、活動によって使い分けされてる方も多いです。そんな私もつい最近、30Lザックを購入しました。だからこそ、一番最初にもっと考えて購入すべきだったと後悔しているのです。
使っているザックについてはまた後日レビューしたいと思います(^^)/
最後までお読みいただきありがとうございました!
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